パリの街を歩くA
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パリの市街地であまり日本では見られないものという観念でカメラを向けてみた。
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緑のストリート(ミニ公園風)の中にあった。固定自転車ラックである。同種の駐輪ラックは、ドーウィルの「ノルマンジーホテル」の玄関脇にもあったことを思い出した。簡単なものだが、自転車が日本とは違い一つの「輪権」?を持っているのだと思わされた。
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集合住宅の外構である。何処からでも自由に出入りできる日本の集合住宅と違って、キッチリと入口はセキュリティが確保されている。その住人にしかゲートは開閉できないシステムになっており、パリの集合住宅のほとんどがこのようなスタイルとなっている。聞いてみると結構、あき巣が多いそうである。バカンスを多くとるフランスならではの環境ともいえる。日本もいずれそうした状況が必要となるかも知れない。
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なんの変哲もない水の流れだが、日本のように道路脇に溝を掘るというスタイルではない。傾斜を作って、わざわざ朝、水を流しているのだ。それも毎日の作業である。それほどゴミが散乱している訳ではない。なぜでしょうか。答えはペット(主に犬)のふんの処理です。パリっ子の犬好きには驚かされる。大きな犬を平気で地下鉄に同乗させている人を良く見かけた。動物と人間が共存しているのだ。道路のあちこちにそのふんがころがっている。道徳心云々と声を出すより、処理システムが出来あがっているのがすごい。ちゃんと大きな下水に流れるようになっているのだ。
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泊ったホテルの中庭(地下)に和風の枯山水?が作られており、その上には、緑のヤードが設けられている。壁の白が何とも表現しづらいのだが。
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