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市場創造は永遠のテーマ
1:船を沈ませない為に
霧の一年が過ぎた。時折薄日が見えるもののしばらくすると霧がかかり、やがて雨になる。その雨は、体力の無い企業にじわじわとしみ込み、絶望感を募らせる。時に晴れ間は見えるものの長くは続かない。景気の安定を求める多くの企業群にとって、最もいやな状況となっている。
エクステリア産業が、外構(門扉・フェンス・化粧ブロック)、収納(物置・カーポート等)を中心として市場を広げていった昔、そして、それらの販売窓口として問屋が鎬を削り合った昔、これまで、流通は、エクステリア資材メーカーの傘の下で、それらを組み込みながら、販売することで利益を得てこられた。今、その時代は、大きな変貎を遂げようとしている。末端メーカーに位置する施工店は、設計、施工力を生かしながら、いかに差別化できるかという闘いの時代に向かっており、問屋もナショナルブランド以外のオリジナリティのあるメーカー・ベンダーへの対応を余儀なくされている。一方、川上の資材メーカーも、量志向と質志向の両面で流通対応を行えるか、未来に向けての斬新な商品造りが急務となっている。
「エクステリア」という概念を産んだ第1次と市場創造の時代は次の新しい第2の市場創造時代へと変化が求められている。資材メーカー、問屋、施工店の三位一体がそれぞれの市場創造、それぞれのオリジナリティに向かって確かな軌道を描きはじめた。そして、新たな軌道への対応に乗り遅れることは、自らのオリジナル性を放棄することにつながる。
エクステリア業界が、求められつつあるもの、それは、あくなき快適空間への対応と、利益を生み出す「新市場創造」へのチャレンジに他ならない。刻は、決して待つことをしない。自らの思考で、自らの腕で漕ぎ出さねばならない。人を乗せた船を沈ませない為に。
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