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市場創造は永遠のテーマ
2:着工数連動を考える
昨年12月、住宅エクステリア分野は、久しぶりに好況となった。全国エクステリア工業会の出荷統計では、ガーデンエクステリア分野は15.5%増と二ケタの伸びとなり予想以上の動きを見せた。これは、6月の新築着工が13.4%増、戸建て21.9%増と急伸したことによると推定される。特に民力の高い関東地区で大幅に数字を伸ばしたのがきいた。
戸建ての推移は、7月に若干対前年比が下がったものの、8月は6.2%増、9月は10.1%増、11月は4.4%増とまずまずの推移を見せている。一昨年が、対前比で伸ばした月がなかったことを思えば、昨年は、2月、4月、6月、8月、9月、10月と6ヶ月、対前年比を上回った。この状況下から、春先までの極端な落ち込みはないものと推測される。ただ、地域によってバラつきはある。戸建てが、前年比10.1%増となった9月を見ても、分譲の一戸建て(同10%増)は、北海道、北陸、中国、四国地域では対前年比マイナスだし、県別でも47都道府県の内、38%の18県ではマイナスとなっている。先の6月でも13県がマイナスで、全国的に晴れマークとはいっていない。
エクステリアの主力商材が、着工数に連動するのは、いたしかたのないところで、これらは今後共市場動向の参考として見てゆかなければならないであろう。
ただ、業界を活性化させ、より利益確保するためには(1)直接施主にアピールできる新市場開拓商品の開発(2)高付加価値商品の対応を引き続き行うことが肝要だ。減少する新築着工に左右されない為の動き、施主が住宅を建ててからなお、付加したいと思えるもの、それらを業界は巧みに引き込まなければならない。前回の「風櫛雨沐」に続いて、未来に向けての新しいジャンルを「我田引水考」で考えてゆきたい。
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