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市場創造は永遠のテーマ
11:「ブランド」戦略を考える(1)
今、プライベートブランドへの動きが活発化している。4月6日号の1面でもふれた通り、大手メーカーが対応の難しい手造り商品や、石材のような輸入品などで有力問屋は一つの利益ある形を作ろうとしている。
このような動きの背景には、様々な要因が潜んでいる。一つには、大手問屋による複数メーカーの扱い傾向がある。また、大方の問屋は、有力ナショナルブランドメーカー商品を仲間買いすることによって調達し、何処に行かなければ、特定のメーカー商品は買えないといったことはなくなった。それによって、問屋の勢力地図はある程度安定しつつある。
一方で、住宅着工数は将来的に減少傾向にあることから、これまでの商材で、売上、利益を伸ばすことは難しいという閉塞感が生まれた。施工店サイドから見ても、同じ様な商品を扱う状況下では、近隣のライバルとの差別化が出来ない。手造り指向の高い商品をはめ込むことによって、オリジナリティを出し、そこに利益を積むという動きを見せても自然である。
いつの時代も「オリジナリティ」は、メーカー、流通の共通の指向概念であろう。ただそうしたオリジナル化に大手商材メーカーは、仲々手を出しにくい。それは、メーカーの商社化を意味するし、あまりにも少ロットでは採算が合わない。
一方、問屋はというと、相変わらず、大手メーカーの商材を押しつけてくるだけで、施工者側の意見を聞いてはくれない。こうした、状況に業を煮やした差別化意識の高い施工店は、自らの足で、自らの手で「オリジナル化」を目指しはじめた。問屋は、今までの様に、リスクを背負いたくない、人材がいないといった言い訳が通用しなくなりつつある。市場創造に加担するのかしないのか。自ら動かなければ利益享受は難しい時代となりつつある。
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