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市場創造は永遠のテーマ
13:「ブランド」戦略を考える(3)
「ブランド」は、社名から来るものと、店名からくるものがある。業界大手の東洋エクステリアは、5月17日、「TOEX(トエックス)」を統一ブランドとして使用してゆくことを決定した。このことは、業界認知からさらに踏み込んで、一般ユーザーまで意識したブランドの確立を目指すものだ。エクステリアは、確かに室外装飾という概念をその名と共に広く意識させた。
しかし、個々の企業がそうしたエクステリアメーカーという認識を得ているかというと必ずしもそうではない。なぜかといえば、エクステリアの有力大手の大部分が、エクステリア以外の売り上げ規模が大きかったり、素材活用の中でエクステリアを取り入れてきたからだ。
エクステリア産業が仲々、世に認められにくいというのは、実はそこにあるような気がする。一般の人は、まず、その社名でその業態を想像するものだ。しかし、その社名からいった何を作っている企業か類推しにくい企業も少なくない。流通の場合はまだましかも知れない。そのエリアが小さかったり、エクステリアという名を付けることによって、カバーできる。
東洋エクステリアという社名にエクステリアを付けた企業が、さらに呼称への対応を図ったことは注目したい。確かに、エンドユーザーのエクステリア商品の指名率は低いかも知れない。ただ、エンドユーザーを含めた広範囲なブランド戦略は、業界全体にプラス効果をもたらすことは間違いない。その点からいえば、問屋も施工店もブランド意識を持つ動きが、社会的認知の拡大につながってゆくと考えるべきであろう。am・pmも、セブンイレブンも、サンクスもそうしたブランド意識から戦略を組んでいる。新時代対応が望まれる。
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