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市場創造は永遠のテーマ
15:「ブランド」戦略を考える(5)
かつて、「エクステリア」という言葉が一般的に認識されていなかった時代、メーカー、流通はそれぞれの思いでこの「エクステリア」という言葉をいかにして、普及させたらよいのかと知恵を巡らした。各地で展示場ができ、問屋は競って展示会を開催した。関西のナニワスレート(現イーエクスナニワ)、中京のユタカ興産(現名古屋井上定)、東京の協和陶管、群馬の関東等が思い浮ぶ。また、札幌の北祐のように、電話帳に「エクステリア」というジャンルを作ってほしいと努力した企業もあった。これは、まさに「エクステリア」をブランド化することで、新しい世界、新しい業界イメージをアピールするという動きであった。
今日「エクステリア」は、ほぼ一般概念化し、インテリアに相対峙する言葉としての認識は得られてきたと思う。これには、「東洋エクステリア」が、上場を果し、さらに一般の注目を集めたことも大きかった。問屋の中にも、京都の「エクステリアワタナベ」のように直載的な名称の所や「アイエクス」「イーエクスナニワ」「エクシス」などのようにエクステリア事業を思わせる名称のところも出現した。そして今や、エクステリアは、ブランドというよりも一般的な概念として、大衆に受け入れられつつある。業界の確立が認められてきたということだ。
業界は、次なる「ブランド」、つまり、個々の企業が努力して、自分自身のために作り出す新たなイメージ戦略の時代に入ってきたのだ。前回にも述べたように、こうしたブランド戦略は、次代の企業イメージを作るIC戦略の延長上にあるもので、それをより具体化するものだともとらえられる。従って、それらは、見せなければならない、認識させてこその効果だ。会社の一丸化の先には、旗印がやはり必要で、その旗の下に人は集まる。
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