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市場創造は永遠のテーマ
16:「ブランド」戦略を考える(6)
「ブランド」という響きの中には、どうも具体的商品をイメージする傾向が強い。洋装品、車、時計、カメラ等々。しかし、その背景には、企業の持つしっかりとしたイメージ造り、戦略性が潜んでいる。「ブランド」という言葉が高級イメージをかもし出しているのは、まず、「しっかりした物造り」という点に留意していることを見逃してはならない。
施工店のショップ化は、時代の求めるところだ。今さら○○外柵や××ブロックでは、人は寄ってこない。ショップの名に新鮮さ楽しさを見てとるのは当然だ。だからといって、やたら難解な、ひとりよがりの名前でも困る。外部空間に夢をもたらす名称、経営者、あるいはスタッフが一つになって作りあげてゆくという、コンセプトが盛り込まれている名称でありたい。しかし何よりも大切なことは、何を目指すかという思想だと思う。現在のショップの多くは、トレンドを重視し過ぎるあまり、イングリッシュ風、南欧風といった固定イメージを前面に押し出し過ぎている。私は、そうしたトレンドを商品で固める展示のあり方は、自由な発想の、あるいは悩んでいるユーザーを、かえって逃がす結果となってしまわないかということである。
様々な庭に柔軟に対応しながら、いずれもが、魅力のある庭回りとすることができる実力、ブランドを「ブランド化」できるのは、高質なもののつみ重ねと、顧客満足度の追求に他ならない。無知から来る失敗をユーザーは決して許してはくれないと言うことだ。
エクステリア業界が、「夢」を追うことをやめ「ごまかし」のくり返しで利益を貧る動きへ向かうならば、必ずやそのしっぺ返しが自らにふりかかるはずだ。ブランドを作ることは、良質な企業作り、良質な現場作りによってはじめて叶うものだと考えなければならない。
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