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市場創造は永遠のテーマ
18:「ブランド」戦略を考える(8)
「エクステリア」という言葉が、外構というイメージから離れて、庭を含めた外部空間全体を指すのだという認識が広がったのは、ごく最近の様に思える。したがって、庭を取りまく新しいエクステリアの概念を実質的に身に付ける為には、業界全体で努力が必要だ。
業界の草創期、それは出せば売れる時代であった。まず、「商品ありき」で、その商材を扱い、施工することで確かな利益が生まれた。しかし、昨今、住宅着工数の低迷と住宅の外構の変化、住宅取得者層の若年化などが重なり、かつての主力商品の市場は、厳しい状況となりつつある。そしてまたこれからの購買層は、以前よりもまして、確かな選択眼を持ちつつあることも忘れてはならないだろう。情報開示が広がる世界の中で、ようやくたどりつこうとしている「エクステリア新時代」は、業界全体のパワーによって、さらに大きな世界へと拡大させなければならない。
メーカーの上におんぶされていた時代、住宅供給企業におんぶされていた時代の終焉が近づいている。総合化を目指していた企業群も、ただエクステリアの総合化の中だけでは、伸びを期待することが困難になりつつある。流通もまた然りだ。何が起りつつあるのか、何を売ってゆかなければならないのか、受け身で業績アップを狙える時代ではなくなりつつあることを理解しなければならない。時代は変わったのだ。自らの努力で「ブランド造り」を目指すことは、業界を取りまく全ての企業にとって不可欠な行為になってきている。
ただ、勘違いしてはいけないのは、「ブランド力」を商品力と決めてかかってしまい過ぎるということだ。メーカーに、いい商品が少ないと嘆くのは構わない。自らの立場をしっかりと見据えて、ブランドの中味を問うこと、それが必要だ。
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