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市場創造は永遠のテーマ
19:「ブランド」戦略を考える(9)
「ブランド」を掘り下げて考えると、二つの方向性と二つの思考が存在する。方向性とは、既にブランド化されているものを扱うというやり方と、ブランドを自ら創るという方向性である。
新日軽が門扉・フェンスに「ディズニーブランド」を導入したことは衆知のことだが、ディズニーキャラクター(ミッキーマウス、くまのプーさん)の持つ明るい雰囲気が昨今の南欧風、シンプルモダンの住宅にフィットし易いということもあってか、新日軽は、ディズニーキャラクターの導入を果した。門扉・フェンス分野では業界初で、こうした動きが、これまでの堅いメーカーイメージを幾分変えつつあるとも見える。
一方、石材、コンクリート商品(平板)に関しては、TAKAO(タカオ)が提携を果している。同社は、ディズニーの他「アンパンマン」「たれぱんだ」「ドラえもん」などの日本のキャラクター分野へも対応、石材、コンクリート分野のキャラクター戦略を意識的に構築してきていることは、既に書いてきた。
同社は、旭ダンケと並ぶ、北海道のコンクリート二次商品の「雄」であり、特に、15〜6年程前から、景観石材、建築石材に力を入れてきた。有力ゼネコンと組んで完成させた物件には、ポーラ美術館(箱根)、岡山競技場(岡山)、横浜レンガ倉庫(横浜)、札幌駅ビルなどがあり、現在、青森県美術館への対応を行っている。こうした背景の中、キャラクターに端を発して、住宅向けガーデン石材分野に対応を図ってきていることは、記憶に新しい。建築で培った対応力をエクステリア業界に向け、なおかつ、キャラクター戦略という新しい切り口で迫ってきたことは、かつてなかったことだ。既にあるブランドの活用、これらを具体化させた企業力は、素直に評価しなければならない。
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