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市場創造は永遠のテーマ
3:プライベートブランドに思う
エクステリア市場の中で最近「プライベート・ブランド」の動きが目につくようになった。このメーカーブランド(ナショナルブランド)の反体概念である「プライベートブランド」は、卸・小売業者が自分の販売する商品に自ら付けるブランド、「商業者ブランド」のことだ。全国的PR、大量のチラシ、カタログを作る必要がないため価格面で有利となってくる。ただ、品質に対する信用度・アフターサービスなどの不安がつきまとう。
プライベートブランド成功のポイントは、実は価格ではなく、その品質とアフターフォローといっても過言ではないだろう。しかし、メーカーベンダー(meker-vender)という言葉が飛び出すようになった。施工店の中には、ウッドデッキやロートアイアン、古窯レンガ等で差別化、個性化を図るところも出てきたし、卸業者の中には石材や照明関係、その他、輸入品を前面に押し出すところもでてきた。メーカーベンダーの出現は、利益の減少、ことに量的拡大の困難さに起因しているように思えるが、価格指向を進めるのではなく、ナショナルブランドメーカーがやれない個性化、自社の物流力などを見極める必要がある。
3年前に発足した「オンリー・ワン」などのような共同ブランドという考え方もある。かつて、ベンダーが、メーカーブランドを指向したことはあったし、もともとその両面展開を行っている企業もあるにはある。しかし、それらのほとんどが、うまくゆかなかったのはなぜだろうか。それは「扱うだけでブランド化する」という安易な踏み込みで終ったからに他ならない。その商材を愛し、徹底的に持化する。あるいは少しずつ進化させてゆくという戦略がなかったからではないだろうか。新しい試みには、金と人材、そして情熱が法外とかかるもの。覚悟が必要だ。
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