![]() |
||||||||
ショップ紹介 | メーカー便覧 | 教育関係 | イベント | コンテスト | リンク集 | 書籍紹介 | 各種データ | ご意見板 |
![]() |
市場創造は永遠のテーマ
22:「ブランド」戦略を考える(12)
「ブランド戦略を考える」ということは、いったい業界にとって、各企業にとってどんな意味があるのだろうか。第一に、変わらぬイメージ、安定した業界造りを実現できるという思考がある。一方、矛盾するようだが、時代の変化に対するトレンドを造り出してゆくという構えもある。
エクステリアの独立性は、業界にとって非常に重要だが、一方、住宅という本来の生活空間を無視してのエクステリアはまた、存在し得ないのだ。その点において、エクステリアは、住宅のインテリアに相対時する概念とは別に、住宅本体の生活空間をアシストする別の生活空間としてのパートナー役でなければならない。
「家庭」とは、「庭」があって成り立つものだという言い回しは、業界人の多くが口にする言葉だが、そうした信念を貫きながらの業界形成こそが非常に重要なのだと考えられる。 インテリアに対するエクステリアという説明から、これからの家庭生活に欠かせない、重要な役割を持った、もう一つの生活空間という意識を強く持ち続けたい。
エクステリアは、ある時「外構」を指し、ある時に「収納」を指し、ある時は、住宅の「付加空間」を指して来た。末端流通は、それぞれの現場から、技術の取得を経て業界形成の一端を荷ってきた。そして、業界は、進化し、より高質な文化を求めて動き出した。メーカー、問屋、施工者のそれぞれの「ブランド戦略」が大きな意味を持つ時代へと変化しつつある。確かにこのことは、最早他者依存はできないという点で本来の企業のあり方を問う、大きな転期にさしかかっている。だが、反面、このことで、これまでの業界全体に及んでいた一体感、連帯が薄まってきているようにも思える。独立性を失わないことも考えておかなければならない。
情報ステーション
−エクステリア&ガーデン┃
イベント┃
コンテスト┃
書籍紹介┃
リンク集┃
各種データ┃
ご意見板 ビジネスステーション −ショップ紹介┃ メーカー便覧┃ 教育関係 |
Copyright(C) 1998 (株)協報 All rights reserved.
週刊エクステリアの購読申込は、 |