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市場創造は永遠のテーマ
27:「ブランド」戦略を考える(17)
ブランド造りの重要性について書いてきたが、ここでその大枠である「エクステリア」という概念の浸透度について考察してみたい。御承知のように、エクステリアには「外部空間」という言葉があてはめられる。言うまでもなく、「インテリア」の対語となる。昭和40代に萌芽、50年代に確立したとされるエクステリア産業は、確かに市場をメーカー出荷で5000億円規模(住宅・景観を合わせて)まで成長させてきた。
当紙では「外部空間」から、一歩踏み込んで「室外装飾」と位置づけてきた。外部空間における概念だと、外にある全てが(基礎資材までもが)その市場に入り込んでくる。美的で快適な空間と位置づけることによって付加価値が広がるからである。現実に、砂利・砂・セメントのたぐいをエクステリア商材と考える人は少ないであろう。多分、この考え方には賛同していただけると思う。エクステリア資材の大きな特徴は、単一素材でくくれないということである。木、石から始まって、あらゆる素材がこのエクステリアに生かされている。このことが、業界を複雑にする一方で、流通側に恩恵をもたらしていることはまぎれもない事実だ。
植物やファニチュア類まで室外装飾品であることを考えると、エクステリアの概念の広さは他の産業にはない自由さをも包含している。残念ながら、このことは、意外にも一般ユーザーはもちろん、プロの人達でさえ、納得しない人が多い。
エクステリアの指向する世界は、まぎれもなく自然とどう向き合い、これらと融合させた快適空間を造るかということ他ならない。この思考こそ、新たなエクステリア産業を生みだしてくれるはずだ。それは、「エクステリアブランド」の核心に迫る動きでもある。
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