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市場創造は永遠のテーマ
28:「ブランド」戦略を考える(18)
「快適空間の創造」が、エクステリア産業の目指す本質論だということさえ解れば、後は、その中で、自社は、自分はどういった役割を担うかという役柄に徹するだけである。
そろそろ「エクステリア」を言葉だけとらえた広げ方は、あまり意味を持たなくなってきているのではないかと思う。なぜかといえば、何となく「エクステリア」は、外の世界、「インテリア」に対峙する言葉ということは、一般化しつつあると思えるからだ。
これまで、ハード面だけを意識して、外構だの車回りだのというイメージで造りあげてきたエクステリアイメージは「室外を豊かな空間にする思考」という面が浸透して始めて、業界たり得るのではないかと思うようになった。
ここ数年、様々な要因から、エクステリア全体における流通の意識が変化を遂げてきている。外部空間というとてつもなく広い世界の中で、新しい世界に踏み込むことに躊躇しながら、自分達の使命は何か、どうした役割を担い、それを事業に結びつけ、拡大させていったら良いのかという、テーマに向かっての動きが見え始めた。
市場は、確かに簡単に儲かる時代ではなくなってきた。一部で素材の高騰などの不安材料もある。視点は、いつも末端市場(エンドユーザー)に置きながら、どうすれば利益確保のできる業界になるのかというもう一つの視点とバランスを取ってゆく必要がある。その点でゆけば、これまでの様に、取引の中で闘う、つまり、売ってやる買ってやる、という上下関係に似た世界から、よきパートナーへと視点を変えなければならない時に来ている。もちろん自社のことだけを考えていれば良きパートナーにはなれない。「エクステリアブランドを共有できる良きパートナー造り」こそが、これからの重要なテーマだ。
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