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市場創造は永遠のテーマ
30:明るさを求めて(2)
住宅の壁に、ベージュから薄いグリーン、ピンクなど、これまで、店舗系でしか使われなかった明るい色が採用されると同時に、庭の素材の色を著しく変えたのが、庭のアプローチ石材だ。黄色調、ピンク調等明るい乱形の色が、草々とマッチングすべく動き出した。
既に述べたように、この石の色調を大きく変えたのはジュラストーン(ドイツ・ソルンフォーヘンに産する石灰岩)の登場によるところが大きかった。一刻は、何処の現場を見てもジュラストーンだらけであった。残念なことに、このジュラストーンは石灰岩ゆえの、もろさを露呈してしまった。予想どおり白化、剥離が現実化してしまった。明るい乱形石材は、耐久性のあるジュラ色を求めて動き出し、現在、中国、ブラジルのものに少しずつ移行しつつある。
これら明るさを求める動きは、いったい何処からやって来たのか、それは、まぎれもなくガーデニングという種子によって運ばれたと断言できる。不況の風に吸い込まれるように降り立ったガーデニングという種子は、これまでにない色を、日本のあちこちにバラ播く結果となった。 ゛ガーデニングという言葉が流行語となって、既に10年になろうとしている。最早、ガーデニングという言葉に新鮮さを感じる業界人は少ないであろう。
造園、園芸、ガーデン(共通概念として)と、エクステリアを取りまく自然素材がどう変わろうと、それは施主に好まれ愛されるが由に存在するものだ。確かに庭木と草花は、造園と園芸という領域の分化で隔てられていたように思う。しかし、庭は変化した。その変化は、住宅までも変化させた、というのは言い過ぎだろうか。人は様々な世界に飛びたち、またそれらの世界を身近かに置きたい。花は、それを具体化させてくれる。
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