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市場創造は永遠のテーマ
34:明るさを求めて(6)
我国初の「オーニングフェア」は、ドイツのシュツットガルトで3年に1度開催される展示会とは、比べものにならない規模ではあったが(規模的には10分の1以下)、総合的に見るとそれは、成功したと断言したい。第一の理由は、総市場が40億円程度でしかないマーケットの中で、よくぞ展示会の開催ができたという点だ。そして、第二には”初”ということ、第三には、主催者側のエネルギーを感じた事、第四には、日本独特のオーニング思考が見られたことだ。詳細については、次号で大きく取りあげたいが、3日間で来場者1万8000人を超え、関心のある人達には、精一杯の企業姿勢を見せる事が出来たと思う。
ドイツの展示会と比べると「R+T」(Rolladen unt Tore)は、巻き上げ戸と門・入口という機構が元になっており、何か技術フェア的カラーを持っている。日本でのフェアは、もちろん、そうした機能面は押さえておかなければならないが、人々の快適空間造りを担うという点からスタートすべきだと思う。その点から考えると”オーニングの下”を意識した企業や、ファブリック空間そのものを訴えた企業の参加など、欧米にはない、生活提案型の出展が見られた事に大きな喜びを感じる。
オーニングにデッキ、そして、庭生活、日本人の家庭生活を豊かにする舞台が、具体的に華やかに展開された今回の展示会は、建築関連業界にとって「小さくて大きい」展示会として評価されたはずだ。建築物のカラー化が壁によって進みつつある中、機能とファッションを兼ね備えたオーニングは、次代の建材として無視できないものになると断言できよう。北から南から訪れた人達に、それを感じさせてくれること、それが、一堂に見せる最大の狙いであったはずだ。
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