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市場創造は永遠のテーマ
35:明るさを求めて(7)
オーニング市場のふくらみは、偏に、アウトドアライフの広がりにかかっている。狭いスペースに押し込められた都会人にとっては、庭空間をリビング化するというライフスタイルの変化は、ガーデニングの波及もあいまって、避けられないものとなってくるであろう。
今回のオーニングフェアで感じさせたかったテーマの一つは、生活空間の場をオーニングの下にという思考である。日除け、雨除けを単体でとらえるのではなく、その下に広がる床材(デッキ)、レンガ、タイル、天然石、敷砂利・コンクリート舗装材、その中間に位置するファニチュアー、照明類などを含めた、快適空間の創造を考えなければならない。
オーニング空間の創造は、単なる日射遮蔽に留らず、「外なる内」、つまり、外部をインテリア空間化するという大きな意味を持っている。それには、まず、屋根(オーニング)と床(デッキ)のコラボレーションが最大のテーマとなってこよう。そして、その中に広がる空間と、さらに、外へ広がる動線は、庭の視点そのものも変える可能性すら秘めている。庭空間が生かされ、草花がさらに住宅との距離を縮めることができれば、生活者の心はもっと豊かになると信じる。
海外(主にヨーロッパ)と日本のオーニング市場、ガーデンファニチュア市場を比較すると、その格差に愕然とする(オーニングの海外市場については、当紙、本年1月11日付号参照)。
しかし、世代は変わり楽しむことの重要性を身につけはじめた若年層はこれまで以上に、家庭生活での快適性を求めるようになるであろう。プライベートガーデンへの高まりは、すなわち、エクステリア業界を新たな市場創造の世界へと誘い込むはずだ。オーニングの下に広がる世界。それが、見えてくればしめたものだ。
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